純金積立は名前の通り、純金を積み立てる金融商品のことで、資産形成や投資としても注目を集めているものです。
高純度の金は酸化せず腐食に強く、長期にわたって独特の輝きや特性を保つことから、純金は古くから実物資産として人気があります。
常温で劣化することはまずありませんから、他の金属のようにサビを気にしたり、価値が損なわれるような心配もないわけです。

金は宝飾品や工業用途と医療においても重要な物質

金は宝飾品や工業用途と医療においても重要な物質で、いくつもある貴金属の中でも別格だといえます。
一般的には保有することによって得られる満足感や、資産の一部を実物の形で手元において置けるメリットがあります。
ただ、純金は僅か1gでも非常に価値が高く、常に紛失や盗難といったリスクに晒されます。
自宅での保管だと金庫が現実的ですが、持ち運べる大きさだと根本的なリスクの回避にはなりませんし、かといって大型で重量のある金庫の設置はハードルが高いです。
その為、多くの場合は少量のみ手元に置いておくか、銀行の貸し金庫などを利用する形となります。

純金積立の魅力

資産形成で本格的に純金を保有するのであれば、大型金庫を設置する選択肢も現実的だと思われますが、より手軽な選択肢に株式会社ゴールドリンクの純金積立があります。
これは毎月一定額の純金を購入して保管を任せる方法で、実物を管理する手間が省けるのが魅力です。
保管は販売会社に一任できますから、毎月購入する純金のことや、保有する純金について時々チェックするだけで済みます。
純金を購入しても手元に残らず、実物を見て楽しめないのは少々残念ですが、ある程度純金積立をすることでインゴットやコインなどの実物に交換できる場合もあります。
つまり、積み立てた純金は現金化できるだけでなく、形ある純金としても受け取れることを意味します。
※株式会社ゴールドリンクの口コミ・評判

純金は流動性が高く換金性も優れている

純金は世界中で流通していますし、流動性が高く換金性も優れていますから、通貨の代わりにもなります。
通貨は国が発行するもので、その国の信頼性が価値に影響しますから、国家滅亡の事態にでもなれば通貨の価値が失われます。
その点、純金はそれ自体が価値を保証しているので、実物が失われない限り価値を失うこともないです。
会社が発行する株式も、倒産してしまえば紙切れ同然になりますが、純金にはそれがないので安心感が違います。

毎月少額でも始めることができたり買い増せる

純金積立のもう1つのメリットは、毎月少額でも始めることができたり買い増せる点にあります。
インゴットの購入となると流石に数十万、数百万の資金が必要ですが、積み立てなら少しずつコツコツと増やしていけます。
積み立て商品の多くは数千円から始められるので、お小遣い程度の資金でも十分に検討可能です。
純金積立における購入は、相場と資金に応じて量が調整されますから、予算をオーバーする心配はないです。
また、スポット購入といって買いたい時に指定して買いますことも可能なので、他の投資のように買うタイミングを計ることができます。

投資に関する専門的な知識がなくても簡単に始められる

純金積立最大のメリットといえば、投資に関する専門的な知識がなくても、比較的簡単に始められることにあるでしょう。
株式やFXは頻繁に価格変動するのが普通で、上下するグラフを見ながら買いや売りの注文を入れる必要があります。
タイミングを見誤ると価値が下がってしまい、売却益が出るどころかマイナス収支になることも珍しくないです。
勿論リスクの大小は投資のスタイルにもよりますし、ハイリスクの代わりにハイリターンに期待できるのも確かです。

純金は価格が安定していて変動しにくい

一方、純金は価格が安定していて変動しにくい性質を持ち、希少性から少しずつ右肩上がりに上昇しています。
短期的には下落に転じることもありますが、長期的に見れば着実に価格が上がっているわけです。
有事の金という言葉があるように、実物資産の純金は人々が経済や金融で不安に陥った時に、心の拠り所になることが分かります。
過去に価格が上昇したタイミングで何があったかを調べれば、簡単に有事の金の意味を知ることができるでしょう。
将来的に価格が上がるという保証は当然ながらありませんが、しかし現在までの価格の推移を振り返れば、今後に期待したくなるのも頷けます。

まとめ

このように、純金は少しずつ買うと家計の負担を大きくすることなく、緩やかではありますが資産形成が実現します。
手堅い商品と言っても過言ではありませんし、資産の分散先としても優れています。
短期的に稼ぎたい人には向きませんし、それならデイトレードでもした方がチャンスはありますが、資産を減らさず増やしたいなら積み立てです。
積み立ては年単位で資産を増やしていくものですから、1～2年後の結果に期待するというよりも、5年10年先を見据えて始めるのが賢明です。
購入や保管は信頼できる販売会社を選び、長く付き合える会社に決めて任せたいところです。
受動的な金融商品なので、リスクを取って大きく稼ぐのは難しいですが、長期保有で資産が増える可能性が高いのは間違いないです。
預けておけば紛失も盗難もありませんから、安心して保有し続けることができます。

最終更新日 2025年6月27日 by cosustain