ひざに限らず関節は、動かすために皮膚が伸縮するため、黒っぽく見えやすい部分ですが、特にひざは黒ずみが目立つ箇所です。
肌は紫外線を浴びたり、刺激を受けることでメラノサイトが刺激されて、メラニン色素をたくさん作り出します。
これが積み重なってしまうと、色素沈着して黒ずみになってしまいます。
ひざは、体の中でも比較的皮脂腺が少ない部分で、皮脂や汗がでませんから、水分がすくなく潤いが少ないといえます。
また刺激に対して弱い部分なので、服が擦れて肌が刺激されたり、脚を組むなどしてひざが擦れる動作を繰り返すことで、色素沈着を起こしてしまいます。
ひざの黒ずみを予防するには、まず原因となる習慣を見直すことが大切です。
黒ずみになる習慣とは、ひざを床に着いたり、締め付けすぎるパンツをはいたり、脚を組むなど、こういった癖を改善するだけでも解消するはずです。
すでに黒ずみになってしまった部分には、ひざの皮膚を柔らかくするために、湯船に入ってスクラブなどで優しくマッサージをします。
ナイロンタオルなどでゴシゴシ強く洗うと、よけいに皮膚が硬くなるため、優しく洗うことが大切です。
これを月に1~2回程度行い、化粧水で保湿しクリームやオイルなどでふたをするとよいでしょう。
黒ずみを放置していると、角栓ができてしまったり、毛穴が目立ったりして、さらに悪化してしまいます。
そのため、色素沈着を起こさないように皮膚を柔らかくし、癖を直すことが大切です。
一言で黒ずみといっても、いくつかのタイプがあります。
タイプが異なればケア方法も変わってきます。
原因がメラニンの場合には、メラニンが生成される仕組みを止める必要があるので、摩擦や紫外線、圧力などを取り除くことがポイントです。
皮脂汚れが原因の場合には、重曹マッサージなどで毛穴のつまりを取り除き、肌を清潔に保つことが大切です。
よくピーリングやスクラブで除去する人がいますが、これらのケアは週に1度までとし、毎日保湿ケアを行うことが大切です。
最終更新日 2025年6月27日 by cosustain